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泉質

泉質

伊香保温泉の泉質は、黄金の湯が硫酸塩泉となっています。本来は無色透明なのですが、鉄分が含まれていますから空気に触れて茶褐色に変色します。も一つの平成になってから湧出した群馬県伊香保温泉の新しい源泉、白銀の湯は、メタケイ酸単純泉となっています。さらりとした無色透明の湯で、湯当たりがやさしく、よく身体が温もります。また、高齢者や病後の方に向いていると言われています。主な効能は、ざっと並べますと次のようなものがあります。

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、動脈硬化症、慢性皮膚病、切り傷、火傷、健康増進。浴用の禁忌症としましては、急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性の腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他病勢進行中の疾患、妊娠中となっています。伊香保温泉と言いますと、茶緑色の鉄の温泉というイメージがあります。

源泉近くに飲泉できる場所があるのですが、飲むには一苦労というぐらい鉄分が豊富です。泉質は、ガイドなどには硫酸塩泉とだけ書かれていることが多いのですが、詳しく見ますとカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉とあります。こう書かれますと何の事だかさっぱりという感もありますが、湯は柔らかく、知り合いによりますと、退院後の病み上がりで伊香保温泉に療養したときは、思いのほか元気になったということです。

温泉療養で伊香保温泉を訪れる人も多いようですが、茶褐色の湯で知られている伊香保温泉の黄金の湯は、室町時代から湯治場として発展してきた伊香保温泉の特徴とされる刺激の少ない泉質です。1502年に連歌師、宗祇(が中風の治療のために千明仁泉亭を訪れて、その効能をめぐみの湯と呼んで以来、500年の永きにわたって多くの旅人を癒してきたと伝えられています。

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