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徳富蘆花記念文学館

徳富蘆花記念文学館

伊香保温泉の観光スポット、小説「不如帰」で知られている明治の文豪、徳冨蘆花の記念文学館です。当時の伊香保町が、伊香保温泉を愛した明治の文豪徳富蘆花の功績を讃えて平成元年に創設したのが、この徳富蘆花記念文学館です。記念館と展示館がありますが、記念館では徳富蘆花終焉の部屋などを見ることができ、展示館では常設展示室と企画展示室があります。館内には喫茶室もありますが、喫茶室だけの利用も可能となっています。

入館料もかかりませんから、受付で申し込むようにしましょう。代表作の小説不如帰(ほととぎす)は、日清戦争の時代に封建的家族制度の中で翻弄される夫婦の物語ですが、書出しが伊香保温泉の一室から始まっています。徳富蘆花は、北多摩郡千歳村字粕谷(現在の東京都世田谷区粕谷)で暮らしていましたが、伊香保温泉をこよなく愛し、幾度となく長逗留に訪れていました。そして、最期は伊香保の旅館、千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)で亡くなったということです。

徳富蘆花記念文学館内には、蘆花の遺品、詩歌、絵画、文学作品、そして時代背景資料などが幅広く展示されています。徳富蘆花記念文学館には、蘆花の生涯をおった展示がされているほかにも、蘆花が亡くなった千明仁泉亭という旅館内の邸宅も移築されています。そこには、蘆花が診てもらっていた医師の正木と一緒に風呂に入っている写真も展示されています。

兄、徳富蘇峰と長い間仲違をしていましたが、最後に和解を申し入れて、1927の9月18日に兄が伊香保を訪れて再会し、その夜に亡くなったということです。徳富蘆花記念文学館は、道路脇にあるにも関わらず静かな佇まいで、温泉旅情をくすぐる雰囲気があります。伊香保温泉には数々の見るべきところはありますが、是非この徳富蘆花記念文学館はお勧めします。ここを訪れて、温泉に入ったり、温泉街を歩いたりしますと、改めて伊香保温泉の良さが分かってくるかもしれません。

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