
伊香保温泉と言いますと、やはり石段街ですよね。CMや旅行雑誌によく出てくるレトロな風情のある雰囲気をかもし出しています。この石段は、約400年以上前の1576年に完成したと言われていますが、伊香保神社から一番下の関所まで約360段もの階段が続き、高低差は約80mほどあるようです。現在では、宿の他にお土産物屋や射的場などが立ち並んで昼夜を問わず賑わっています。
石段には、温泉を流す湯樋が設けられ、単に人の往来だけではなく、伊香保神社の裏から湧出する温泉を各旅館に送る役目も担っています。温泉は16ヶ所ある小間口(小満口)から各旅館に供給されているということです。石段の湯(伊香保温泉浴場) は、石段にある蔵造りの浴場です。1階が浴場、2階が休憩室になっています。誰もが気軽に楽しめる公衆浴場です。源泉を直接引いた湯は、伊香保特有の茶褐色です。
効能は神経痛や腰痛などですが、子宝の湯としても有名です。伊香保温泉に来ましたら、絶対見逃せないところでしょう。石段街は、長篠の戦いで敗れた武田勝頼が真田氏に命じて造らせたものです。温泉街は当初、源泉近くにありましたが、長篠の合戦で負傷した多くの兵の治療のため、石段沿いに温泉街を建築したということです。戦国時代に造られた日本最初の都市計画とも言われています。石段街には、十二支の干支が隠れているそうです。
今から約250年前、石段街には大家と呼ばれる12軒の温泉宿があり、これらの家に十二支を冠するようになったそうです。現在では、その宿のあった場所に十二支のプレートが地面に設置されているということです。伊香保温泉に行くことがありましたら、是非十二支を探してみましょう。何か御利益があるかもしれませんね。このように伊香保温泉の石段街には、楽しみがあります。温泉の香りがあたりに立ち込めて独特な情緒をかもし出している石段街をカラコロと下駄を鳴らしんがら散策してみませんか。
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