
伊香保信者は、上野国三宮と呼ばれている神社です。伊香保の語源は「いかつほの神」と言われています。「厳秀」あるいは「雷の峰」と書かれ、榛名山に対する山岳信仰が本来の姿だったそうです。江戸時代、医王寺の管理する薬師堂と湯泉寺の管理する伊香保神社との間で地境論争が生じて、結果的に参道の石段は伊香保神社が独占することになったということです。
その後、薬師堂は温泉神社として伊香保神社の摂社となりましたが、明治11年3月、両社が焼失したことから、温泉神社を合祀し、現在地に仮殿を建設し、現在の社殿となったということです。石段を登りきりますと、伊香保神社があります。この伊香保神社は上野十二社のうち、一ノ宮の貫前神社、二ノ宮の赤城神社、そして三ノ宮の伊香保神社として、正一位まで昇格した名神として特別な待遇を受けていたと言われています。
大巳貴命・少彦名命が祭られている由緒ある神社ですが、日本の医業の祖神として温泉、医療、商売繁盛、そして子宝の神と祭られています。例祭は、毎年9月19日となっています。境内には、万葉歌碑も建っています。伊香保神社の裏手には、伊香保温泉の源泉があり、湧き出ている様子を見学できます。伊香保神社と合わせて観光スポットになっていますから、足を運んでみてはいかがですか。「伊香保神社の研究」によりますと、当初の山岳信仰時代には現在地にはなく、里宮として今の三宮神社の地に伊香保神社はあったようです。
また、豪族・有馬氏(阿利真公)が祭祀を行い、若伊香保神社のある渋川市有馬に最初は鎮座していたとも記されています。少なくとも平安以降に伊香保温泉街へ移転し、温泉の守護神となったとされています。近世に入りますと社号を「温泉神社」と称しました。別当は、寛永年間創建の温泉寺です。明治6年(1873年)、社号を「伊香保神社」に戻しています。同年9月19日には、県社兼郷社となっています。
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伊香保温泉へのアクセスは、次のコースで行くのが便利でしょう。東京方面からですと、JR上越新幹線、長野・・・・